牛田さんから紹介したい人がいる、
ととある会社の社長と顔合わせすることに
なった。
副収入を得る良い機会かも知れない。
3人で食事することになり、
その社長の今後の展望などを聞いた。
自社を展開するにあたり、
有資格者を採用したいそうだ。
しかしわたしは実績も経験も
乏しく、すぐに決断はできないまま
時はながれた。
しかし牛田さんとの関係は、
これを機に少しずつ親密になっていく。
食事のあと、社長を送り届けてから
ふたりでバーに立ち寄り飲み直した。
他愛のない会話で、その日は別れた。